■ 図面制作

   基本計画をベースに本格的な図面を作成します。

   これはとても詳細なもので、キッチンの色やメーカー。棚の数やドアノブなどの

   種類。取り付け方法や、オリジナル家具デザインまで家に関するもののあらゆることが

   指示される設計図です。図面の枚数も意匠図、構造図、電気設備図、機械設備図、申請書

   等合わせると、一般の木造住宅でも 50 枚前後にもなります。

   この時、照明器具はこのメーカーで何個、コンセントの数、トイレはこのメーカーのあの品番。と

   全てについて決められているので、正確な完成時の見積もりが出来上がります。

   実施設計図を建て主様に説明し、打合せどおりの商品がきちんと書かれているかを全てチェックします。

   ご希望の内容になっていることを確認し、見積もりを作成します。

■ 5. 見積もり

   設計事務所で見積もりを作成します。また今回工事をお願いする会社でも見積もりを取ります。

   工事をお願いする会社は、建て主様の希望業者や、こちらで紹介する会社等、建て主様と打ち合わせして、

   見積もりを作成します。

   数社に見積もりをしてもらうことも可能で、金額を比較することもできます。

   この時、図面は同一条件の物なので、簡単に見積もり金額を比較できます。

■ 6. 見積もり調整

   見積もりを予算と希望に照らし合わせて検討します。

   詳細部分がはっきりしているので、何が高額か、コスト削減のために何をしたらよいか

   打合せを容易にすることができます。カーテンを建て主様支給にするとか、造作品を既製

   品にするなど、いろいろ工夫をして、設計図の訂正、再見積もりを繰り返します。

   この地道な作業が、満足のいくローコスト住宅を提案する行程となります。